独特な質感と槌目仕上げの美しさが際立つ全く新しいフュメダイアルのモデルが登場

2022.03.22
▲エンデバー・センターセコンド コンセプト ライムグリーン

H.モーザーの特徴でもあるフュメダイアルに、古くから受け継がれてきた技法と現代的なセンスを見事に融合させて誕生した全く新しいフュメダイアルが誕生しました。
独特な質感の槌目仕上げが、活力に満ちたフレッシュで鮮やかな新色のライムグリーンをより一層際立たせています。槌目仕上げのこの技術は、ゴールドのベースに打痕模様を打ち出し、色の異なる 3 つの顔料を湿らせて細かく砕いてから塗布して濃淡を出します。一つひとつの顔料を慎重に加え、炉で熱して酸化させ、むらなく溶融させるまでの工程は細心の注意を要し、熟練のエナメル加工職人であっても 1 時間近くかかります。透明感のある「グラン・フー」(高温焼成)エナメルに仕上げるまでに、計 12 回もの焼き入れを行い、ようやくH.モーザーを象徴するフュメダイアルが完成します。こうして出来上がったダイアルは、ひとつとして同じものはありません。

シンプルな3針モデルを個性的で魅力的なモデルとなるのは、様々なディテールによるもので、さらに高度な専門技術が欠かせません。美観、完璧なバランス、調和のとれたプロポーション、そして高度な仕上げが必要不可欠で、H.モーザーのエンデバー・センターセコンドをさらに魅力的なモデルへと昇華させた新しいライムグリーンのカラーと、テクノロジーを追加しました。伝統的な技法を見直して現代的な要素を取り入れ、今風でありながらも本来の魅力が失われることのないようダイアルを仕上げ、ブランドを象徴する時計へと変貌させました。

ムーブメントは、自動巻きの自社製キャリバーHMC200を搭載し、H.モーザー社の系列会社 Precision Engineering AG の調速機構を備え、ケースバックからブルーのバランスブリッジと、ダブルヘアスプリングを緻密に込みこまれ、モーザー ダブルストライプが装飾されたムーブメントを確認できます。また、ラチェット式両方向自動巻きシステムの大型ローターにより巻き上げ効率を向上させ、約3日間のパワーリザーブを保証します。

ケース径40mmのステンレススチールのケースと、ライムグリーンの新しい仕上げが施されたフュメダイアルには、グレーのクーズーレザーストラップがセットされており、フレッシュでユニーク、現代的な感性を大胆に組合せました。

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