H.モーザー×UNDEFEATEDのコラボレーションが実現、相反する2つの世界が融合して限定モデルを発表

2022.06.15

約2世紀にわたる時計製造の伝統と歴史を持つ時計ブランドのH.モーザーと、世界中に28店舗を構えるストリートカルチャーを牽引する人気のスポーツウエアブランド ”UNDEFEATED(アンディフィーテッド)”のコラボレーションが実現しました。
対照的な2つのブランドが、巧みにお互いの世界観を融合させ作り上げた限定エディション「ストリームライナー・クロノグラフ アンディフィーテッド」を、限定76本で6月22日よりH.モーザーならびにアンディフィーテッド のオンラインプラットフォームのみで発売される予定です。(国内入荷予定はありません)

UNDEFEATEDとのコラボレーションは、UNDEFEATED の共同経営者のひとりEric Cheng(エリック・チェン)から、H.モーザーのCEOエドゥアルド・メイランに提案されたことでスタートしました。チェン氏は、H.モーザーの熱狂的なファンでありコレクターで、
「型破りな手法や哲学を特徴とする H. モーザーは、いわば時計界の UNDEFEATED であり、大胆で時代に先駆けているという2つの大きな強みをもっています。非常にインスピレーションに富んだブランドで、エドゥアルドと彼が率いるチームに話を持ちかける決断をした理由はそこにあります。」と話しています。

(左/エドゥアルド・メイラン、右/エリック・チェン)

二つの対照的なブランドが生み出したアイコニックなコラボレーションモデルは、幾何学的で優美な曲線とダイナミックなフォルムのストリームライナーで、完璧なプロポーション、流れるようなフォルムに最高級の仕上げを施しました。クッション型ケースと一体型ブレスレットリンクに、初となるアンスラサイトグレーの DLC コーティングを施しています。このDLC コーティングは、UNDEFEATEDのリクエストで、大胆で、強烈な個性と生命力を備え、時間の経過とともにパティナ(古艶)を帯びるような時計にしたいというエリック・チェン氏から要望によるものです。

この特別仕様の外装に、ブラックタイガー カモフラージュ フュメダイアルを組み合わせました。ラッカーを複数回塗り重ねることで独特の色合いを出し、さらにH.モーザーを象徴するフュメダイアルを融合させています。また、ダイアルの縁に沿って外側にグレーの秒目盛りと、内側には同じくグレーの分目盛りが刻まれています。12 時位置にブラックのロジウムメッキ仕上げを施したステンレススチール製のUNDEFEATEDロゴが配され、3つのアプライド数字と完璧な対照を成しており、そのすぐ下に控えめにあしらわれているのは、ライトグレーの H. Moser & Cie.のロゴです。そして、UNDEFEATEDとH.モーザーが選んだ時針と分針は、立体的でわずかにカーブし2 つに分かれた構造のスーパルミノヴァ® を含むアンスラサイトグレーの革新的なセラミックベース素材グロボライト®です。

ストリームライナー・クロノグラフ アンディフィーテッドに搭載されるムーブメントは、AGENHORとH.モーザーのチームが共同で開発したキャリバーで、シンプルさ、視認性、そしてミニマリズムを重視しつつ、センター表示で実用性および人間工学的な側面も配慮された自動巻きのフライバッククロノグラフ機能を搭載しています。

分野が異なる2つのブランドは、多くの価値観を共有しており、徹底したミニマリストの美学の追求、ディテールへのこだわり、限界への飽くなき挑戦といった共通点があり、ありきたりな期待を裏切り規範に逆らうことで驚きをもたらすことを誇りにしてきました。
限定エディションとして製造されたストリームライナー・クロノグラフ アンディフィーテッドは、スポーツからインスピレーションを受け、勝利と力をテーマに生み出されたモデルです。ストリートカルチャーの影響を色濃く受けた UNDEFEATED の信条である「Play Dirty(勝つためには手段を選ばない)」を讃えるモデルで、ミニマリズムと視認性に重点を置いた大胆なデザインが流れるようなストリームライナーのラインを引き立てています。

「ストリームライナー・クロノグラフ アンディフィーテッド」

自動巻きHMC902(AGENHOR)、21,600振動/時、パワーリザーブ約54時間、ダークグレー DLCコーティングステンレススチールケース&ブレスレット、ケース径42.3mm、12気圧防水、ブラックタイガーカモフラージュフュメダイアル、時針、分針、フライバッククロノグラフ、限定76本、undefeated.comおよび H. モーザーの e コマース プラットフォームで発売予定。日本未入荷。