スモークサーモンカラーが魅力の新しいストリームライナー・センターセコンド

2023.04.19

H.モーザーのストリームライナー・センターセコンドに生産終了となったマトリックスグリーンに変わる新色としてスモークサーモンカラーを纏ったモデルが登場しました。前作と同等以上にヴィンテージ感を漂わせた完璧にバランスの取れた美しさを持つ 3 針モデルで、1 年間のみの限定生産となるスペシャルエディションです。

ストリームライナー・センターセコンドは 12 気圧防水の 40.0 mm のクッション型スチールケースモデルで、1920 年代から 1930 年代にかけて活躍した初の高速列車を思わせる美しい曲線を特徴としており、名前もそれに由来します。人間工学に基づいたデザインで、ケースにはラグがなくステンレススチール製ブレスレットと完全に一体化しています。モーザーのケースならではの伝統的な形状にならい、ミドルケース部分はくぼみ、側面にはサテン仕上げ、ケース表面にはブラシ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されています。トップ部分はわずかにドーム型になったサファイアガラスで覆われ、裏側も同じようにシースルー ケースバックです。一体型ステンレススチール製ブレスレットの曲線は、そのまま手首のラインに沿うように優雅なアーチを描いています。非常に複雑な構造のこのブレスレットは、有機的形態に基づくきわめて滑らかなラインを備えます。すべてのリンクは、可動するように連結され、縦方向のブラシ仕上げにポリッシュ仕上げの表面を組み合わせた穏やかな波の形をしています。真の技術的な偉業と言えるブレスレットは、洗練された巧みな技術の賜物でありながら、全体にしっくりと馴染む柔軟性も備えています。

H. モーザーは、ステンレススチール製のケースとブレスレットの魅力をさらに引き出すべく、スモークサーモンという名のまったく新しいフュメダイアルを作り上げました。高級時計の世界ではよく知られるこのカラーは、モデルに優美なヴィンテージ感をもたらします。驚くほど鮮やかで、手を動かす度にチョコレートカラーのようにも、ゴールドにも見える、さまざまな色調に見えるダイアルです。ダイアルにはスペシャルエディションのみ(本モデルは 1 年間限定生産)のグリフェ仕上げが施され、光によってブラックから思いがけないミラー効果まで表情が変わります。2 つのセクションに分かれた立体的な時針と分針には、スーパルミノヴァ® を注入した革新的なセラミック化合物であるグロボライト® のインサートが埋め込まれています。

熟練のフライフィッシャーでもある H. モーザーの CEO、エドゥアルド・メイランは、サーモンのようには見えないという意見に対して次のように述べています。「サーモンにもいろいろあります。今回の新作は、いわゆるアトランティックサーモン、ラテン語でいう『Salmo salar(タイセイヨウサケ)』ではなく、希少なOncorhynchus kisutch(ギンザケ)』から着想を得たものです。自然に成熟させた後、ヒマラヤ山脈の斜面で採れるハーブを混ぜ込んだオイルで毎日マッサージされ、エサはピンクフラミンゴが部分的に消化した甲殻類のみです。そしてスコッチウィスキーを使った秘伝のレシピで一匹ずつスモークされます。この方法によって仕上げられる他にはない色味の身が、H. モーザーの新しいダイアルのインスピレーションの源となりました」

ストリームライナー・センターセコンド スモークサーモンに命を吹き込むのは、自社で一貫して設計、開発、製造された HMC 200 自動巻キャリバーです。このムーブメントには系列会社の Precision Engineering AG が製造した調速機構が装備されています。名高いモーザー ダブルストライプで装飾された HMC 200 キャリバーには、エングレービングを施した大型のソリッドゴールド製ローターが組み込まれ、パワーリザーブは約 3 日です。


商品仕様は以下のページをご覧ください

https://nxone.h-moser.jp/products/streamliner/6200-1207